特徴
エキスパンドメタルは、金属材料に千鳥状の切れ目を入れて押し伸ばす方法で菱形・亀甲型の網目状に加工した製品です。
通気性・採光性や堅牢な造りといった機能性に加えて、金属の無機質な質感やデザイン性、立体的な構造により、見る方向によってよく見えたり、逆に目隠しになるなどの特徴もあいまって、内装・外装の建材として近年特に注目を集めております。
材質はエキスパンドメタルのJIS規格(XS・XG)に規定されている鉄だけでなく、アルミやステンレス、ニッケルやチタンでの製作も可能です。手が触れる位置に取り付ける場合は、塗装や樹脂コーティング、フチの取り付けなどの追加工が必要となる場合がございます。
弊社では、製品仕様の選定から、塗装や追加工などのご提案を行うことで、内外装や産業用建材をはじめ、お客さまのエキスパンドメタルの幅広いニーズに柔軟に対応いたします。
内外装用のアルミエキスパンドメタル
弊社では、建物のファサード等の外装や各種内装に最適な、意匠性の高いエキスパンドメタルもご用意しております。
材質は軽く、取り扱いやすいアルミで、塗装やアルマイト加工を施すことで、デザイン性、さらには、耐食性の向上にもつながります。
内外装用のアルミエキスパンドメタルをご希望の場合は、掲載写真をご覧のうえお問合せください。
ご希望の仕様に最適な製品を提案させていただきます。
エキスパンドメタルの追加工や塗装、
表面処理について
エキスパンドメタルは追加工や塗装、表面処理、樹脂コーティングなどを行うことで、耐食性や安全性、意匠性を高めることが可能です。ここでは代表的なものをご紹介いたしますが、お客さまの課題に応じてその他のご提案も可能です。
フラット加工
エキスパンドメタルは立体的な構造が特徴ではありますが、その特徴が欠点ともなります。
フラット加工は、エキスパンドメタルをフラットロールにかけ網目部分を平面にすることで、デザイン的な変化や設置の際の省スペース化、鋭い網目の切断部を潰すことによる安全性の向上などの効果があります。
メッキ加工
エキスパンドメタルは立体的な構造が特徴ではありますが、その特徴が欠点ともなります。
フラット加工は、エキスパンドメタルをフラットロールにかけ網目部分を平面にすることで、デザイン的な変化や設置の際の省スペース化、鋭い網目の切断部を潰すことによる安全性の向上などの効果があります。
塗装・アルマイト
焼付塗装(アクリル、メラミン、フッソ、ウレタン)や、静電粉体塗装などの各種塗装、材質がアルミの場合のアルマイトなど、エキスパンドメタルをご希望のカラーにすることが可能です。
おもに内装・外装に使用する際の意匠性を高めるために使用されますが、耐食性や安全性の向上にも寄与します。
樹脂コーティング
エキスパンドメタルにポリエチレンなどの樹脂をコーティングすることで厚い被膜を形成します。
耐食性を高めるとともに、鋭い網目の切断部分を覆うことにより安全性を大きく高めることができます。
人の手に触れる場所への設置の際によく使用される加工方法です。
枠(フレーム)の取り付け
エキスパンドメタルは、基本的な製造方法ではフチがないため、取り付けなどで必要な場合は、枠(フレーム)を別途取り付ける必要がございます。おもにLアングルなどに溶接で取付を行います。
取り付けることで、設置がしやすくなることに加えて安全性を高めることにも繋がります。
エキスパンドメタルの基礎知識
各部の名称と目方向
エキスパンドメタル各部の名称
- SW:メッシュ短目方向の中心間距離
- LW:メッシュ長目方向の中心間距離
- T:板厚
- W:刻み幅
エキスパンドメタルの目方向
- S:SW方向製品長さ(長さ)
- L:LW方向製品長さ(幅)
JIS規格(JIS G3351)について
土木、建築およびその他一般の鉱工業などに使用される鋼製(鉄)エキスパンドメタルについてJIS規格(JIS G3351)に規定されています。エキスパンドメタルのJIS規格についての詳しい資料は以下のサイトよりご確認いただけます。
日本産業標準調査会ウェブサイト(※ウィンドウに「G3351」を入力して検索)
XSスタンダード型
ボンド部分が短く菱形の網目です。網目が整然として目伸びせず、衝撃耐力が強く、幅広い用途で使用されます。
また、外観が美しいので、ファサードや内外装などの装飾にもよく使われております。
XGグレーチング型
ボンド部分が長く亀甲形の網目です。人が乗ることを前提とした規格のため、XSスタンダード型と比較して、より堅牢であることが特徴です。滑り止めの効果も高く、歩廊や建材などによく使われます。
エキスパンドメタルの2階テラスフェンスの事例【La Maison du R】
愛知県岡崎市にある人気動画クリエイター「東海オンエア」のメンバーであるりょう様のパティスリー「La Maison du R」の2階テラスのフェンスに使用されているエキスパンドメタルの事例を紹介させていただいております。
樹脂コーティングのエキスパンドメタルによる壁面装飾の事例 【東京ジョイポリス】
東京ジョイポリスのストーリー型シューティングアトラクション「LASER SHOOTING 一閃 -ISSEN-」の壁面装飾用パネルとして、弊社の樹脂コーティングを施したエキスパンドメタルをご採用いただいた事例をご紹介させていただいております。
アルミニウム
アルミニウム系材料の最大の特徴は軽量でありながらある程度の強度もあることです。
また、加工性にも優れており、熱や電気の伝導率が高いことも特徴のひとつです。
内外装材やスピーカーカバー、防音パネルなどに使用されます。
屋外で使用する際は素地のままですと白サビが発生するため、塗装やアルマイト処理をおすすめします。
鉄/スチール
鉄/スチール系材料は、生産量の多さからほかの鋼材に比べて比較的安価なこと、強度があり、加工性も優れていることが特徴に上げられます。
外装材や各種機械部品をはじめ、最もよく使用される材質です。
素地のままでは錆の進行が速いため、塗装やメッキ処理などをおすすめします。
ステンレス
ステンレス系材料は、最も大きな特徴は錆びにくく、強度が高いこと、また塗装をしなくてもきれいな見た目を保持できることも特徴のひとつです。
内外装材や各種機械部品などに使用されます。



