ステンレスパンチングかご3種類の販売開始

リリース全文

弊社は、新たに産業用汎用ステンレス製パンチングかごを本格的に販売開始いたしました。
この商品は、SUS430材を使用しているため、耐食性に優れサビにくい特性を備えています。
産業向け製品として、製造工程や整備・修理の現場での部品洗浄用途をはじめ、農林水産業、DIY、
ホビー用途など、サビが発生しやすい各種環境下での使用を想定しています。

写真1. 3種類のステンレスパンチングかご

写真2. CAEを使用した強度解析の様子

[商品詳細]
使用用途によって3種類のサイズをラインナップ

写真3. ステンレスパンチングかご3種(手前から小・中・大)

・ 持ち手部のつかみやすさと積み重ねを両立した構造
弊社独自設計のくびれ形状により、持ちやすさと安定感のある積み重ねを両立させた構造を実現いたしました(写真4.~写真5.)。


写真4. くびれ構造部分の拡大


写真5. 最大5段の積重ね可

・ 溶接不使用ながら堅牢な造りを実現(スタビング加工)
弊社設計のスタビング加工により、溶接をせずに堅牢な造りを実現いたしました。溶接構造の場合に繰り返し使用によって起こりうる溶接部の劣化を原因とする破損がありません(写真6.)。


写真6. スタビング加工部

<参考情報>

CAE(Computer Aided Engineering;計算機援用工学)
製品の設計・開発、または製造工程におけるさまざまなエンジニアリング作業を、コンピュータを使って支援する技術やそのためのソフトウェア、ツールを意味する。シミュレーションや解析により製品の性能や挙動をコンピュータ上で再現したり、予測・評価したり、実物では計測が困難な応力やなどを可視化して製品の特性などを把握するための情報を得たりする目的で使用する。構造解析、熱流体解析、振動解析、電磁場解析などの種類がある。

 

スタビング加工(突起形成、突き刺し固定、差し込み結合)
金属加工・組み立て分野における「スタビング加工」は、一般的にルーバー・エンボス加工(突起形成)や突き刺し・固定・接合を目的とした加工法を意味する。突起形成の場合は消音や整流、放熱、強度向上、位置決めのための方法として、突き刺し・はめ込み・固定・接合の場合は固定法として採用される。はめ込みの場合は、部品同士を強固に結合し、あるいは、位置決めを確実に行うために活用される。

 

(追加情報)
●本リリースの内容につきまして以下のメディアに取り上げていただきました。
・鉄鋼新聞   2025年07月04日版 第3面

●本記事はKYODO NEWS PRWIREにも掲載されています。
ステンレスパンチングかご3種類の販売開始|松陽産業のプレスリリース|共同通信PRワイヤー