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切り欠き・切断

切り欠き

タレットパンチプレスやプレス加工機を用いて切り込みやL字型などに抜き落とす加工のことです。
丸みのあるR形状や直角のL字型の場合もあります。

ニブリング加工

タレットパンチプレス(別名:タレパン、パンチングマシン)を使い、孔を一部重ね連続加工することで、一つにつながった孔形状を作る切断・開孔加工です。
ドーナツ状の円弧や平行四辺形など、自由な形を加工することができるため、階段手すり部の目隠し面などの斜めになっている部分にフィットしたパネルも作成できます。

アルミニウムステンレスなどさまざまな材質の板に加工できます。
専用の金型を新たに製作しなくても良いので、その分安価に製品を製作できるという利点があります。
※複雑なものなど孔形状によっては金型を製作する場合があります。詳しくはお問い合わせください。

ニブリング加工をした際、加工断面の孔の重なった部分にニブリング痕と呼ばれる出っ張り部があらわれます。
これについては、グラインダーや、やすりなどの工具を使用し滑らかに仕上げることができます。

切断

シャーリング

材料・製品を指定したサイズに切断する工程です。上刃と下刃の間で材料を切断します。

幅の狭い形状に切断すると反りが発生することがあります。切断後に反りが発生する場合はレベラーで製品を平らに矯正することが必要となります。

ご希望の仕様やサイズにカットすることはもちろん、2種類以上のサイズへのカットも可能です。
またフチのあるパンチングシートにシャーリングを行ってフチ部を切り落とし、フチのないパンチングシートとする加工も可能です。

コイルカット

ロール状に巻かれた板をコイルと呼びますが、文字通りコイルをカット(切断)する工程です。
パンチング加工後にご希望のサイズにカットすることもあれば、まずそのまま切り板としてカットしてパンチング加工を行う場合もあります。

シャーリングでは縦横自由にカットできますが、コイルカットはコイルを機台にかけた後は自動で長さ方向のみを切断するため、加工の自由度がシャーリングより劣ります。

コイルカットは、レベラーをおこなった後に切断するので、材料の歪み(ひずみ)や反りをおさえることが可能になります。

パンチングプレスラインの場合、パンチング加工から切断・集積が一連の工程でできるため、製品の効率的な加工が可能です。

レーザー切断

レーザー加工機を使うと自由な形に切断加工ができます。限られた金型での加工といった制約がなく、狭い箇所を切断したり、三角形、平行四辺形、曲線など、複雑な形状の切断加工も可能です。

アルミニウムステンレスなどさまざまな材質に対応できます。
尚、レーザー切断後の端面を溶接する場合はご相談ください。酸化被膜防止のためアシストガスの指定(不活性ガス)をおこないます。