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弊社は、金属箔にメカニカルな方法で直径100~数百ミクロンの微細孔を得る技術を応用して自由な画像を表現する「マイクロカット・フォイル(Micro-cut Foil)シリーズ」の試作品を製作し、6 月22 日(水)~24 日(金)の期間、 東京ビッグサイトで開催される第20 回機械要素技術展の岡山県ブースにて展示いたします。従来型のパンチング法では困難であった異型も可能であり、表面の性状や印刷画像を保持したまま開孔することができます。化学的な方法(エッチング)とは異なるため、ハイエンドの研究開発やメディカル用途などの化学的安定性が重視される分野においても応用範囲が拡大することを期待しております。
また、開孔により得られるパウダー状の物質に関しても、ユニークな市場があると理解いたしており、集中すべき分野の特定を進めて1 年以内の事業化をめざします。
<試作品写真> ご参考:1 μm(マイクロメートル)=0.001 mm(ミリメートル)
表面印刷を施したアルミ箔に対して丸孔(直径150 μm)で
開孔した試作品の反射光(室内光)での外観画像
十円硬貨の建物部分とトランプ柄パウダー
(各柄の横幅は約500 μm)
尚、このリリースにつきまして以下の各紙で取り上げていただきました。
・鉄鋼新聞 2016年6月20日(月)版 第4面
・日刊工業新聞 2016年7月4日(月) 第15面
(本記事は共同通信PRワイヤーにも掲載されています。) https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201606181720/
<本商品、ならびに、ニュースリリースに関するお問い合わせ先>
【本試作品に関するお問い合わせ】
松陽産業株式会社
事業戦略室 先進技術開発チーム
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