機能でかんがえる

滑り止め

有孔アンチスリップ鋼板

有孔アンチスリップ鋼板はある一定の厚みを持ったパンチング板の表面に突起を成形したもので、有孔ノンスリップ鋼板と呼ばれることもあります。突起部であらゆる方向への滑り止め効果を発揮するので平面や斜面、屋内外問わず使用されています。歩道用溝蓋や、機械周りの作業床など迅速な作業を必要とする場所にも採用があります。

突起した形状は強度もあり、長期間繰り返し使用しても効果を失いにくい特徴を有しています。また、上の写真でコンセプトを示しますとおり、突起形状の先端部分に孔を開けることにより水を通過させる効果も得られます。

素材としては主にが使われていますが、屋外で使用する場合は錆の防止のために表面処理や塗装が必要です。そのまま使用する場合はステンレスが適切です。

グレーチング

グレーチングは一般的に道路や工場の排水溝の蓋として使用されており、雨水などの水が排水溝に流れるよう貫通状態になっています。

一般的には、短冊型の平板を縦に並べたものをバーなどで固定した格子状の形をしています。一方、これとは全く異なる形状のものもあります。これは鋼板にパンチング技術の一種であるバーリング加工をしたもので、突起側をグレーチング上部方向に向けることで滑り止めの機能を持たしています。

また、孔を複数の孔径の丸孔や、角孔、長孔といった形状にパンチング加工することで独自のデザイン性を付与することも可能です。

素材としてはステンレス溶融亜鉛めっき鋼板が主流です。溶融亜鉛めっき鋼板の場合は、より耐食性がある高耐候性めっき鋼板が多く使用されています。