有孔折板
有孔折板について
有孔折板は、パンチングメタルの透過性による採光や通風などの機能に加え、折り曲げによる立体的な構造を通じて強度を高め、また、風の勢いをやわらげるなどの効果が付与された建材です。
主に土木分野において防風柵・防雪柵・防砂柵の用途で使用されてきましたが、近年ではその機能性に加えて、立体的なデザイン性が建築分野で注目を集め、ファサードやフェンスなどの内外装パネルとしての使用が増加しています。
弊社はパンチングメタル製造メーカーとして数多くの有孔折板の製作実績があり、お客さまのご希望のデザインを形にするオーダーメイドでの有孔折板の製作に自信がございます。
設置箇所や用途に合わせた孔径や孔の配置、曲げの形状などの各種製品仕様をご提案いたしますので、建物の内外装への有孔折板の採用を検討されておられる場合はぜひお気軽にご相談ください。
弊社オリジナル【Peak型有孔折板】
Peak型有孔折板は弊社オリジナルのデザインで、一般的な有孔折板とは異なり、設置した際に山型が連続した鋸歯形状となり、建物に今までにない独自性をもたらすことができます。
また、従来の有孔折板と比較して風の影響によるたわみが少ない形状となっております。
商品ラインナップには、途切れ目がない連続したデザインの「連続取付タイプ」と、パネル間に間隔を取って取付ける「透かし張りタイプ」の2パターンがございます。
標準型 有孔折板
設置した際に台形となる一般的な形状の有孔折板です。
正面に孔が配置されるため、採光・通風が確保しやすいことに加えて、孔の形状や配置によるデザインを目立たせることができます。
レギュラーデザインとして、台形の高さが68 mmと88.2 mmに、それぞれ開孔率30%と50%の計4商品をご用意しております。
また、レギュラーデザイン以外の高さや開孔率で製作することも可能ですので、ご希望の仕様がございましたら、お気軽にご相談ください。
有孔折板の事例紹介
弊社が製作した有孔折板の事例の中から2件ご紹介させていただきます。
1件目は高耐食性鋼板で製作した標準型の有孔折板の事例です。
もう1件は、曲げの形状や孔の配置、塗装まですべてオーダーメイドで製作した事例になります。
有孔折板の外装パネル製作事例 Zepp Namba(OSAKA)
大阪の難波にあるライブホール Zepp Namba(OSAKA)の外装に、弊社が製作した有孔折板を採用いただきました。
デザインの視点から3種類の開孔率の異なる有孔折板による外装パネルと、これらを配置しない箇所をランダムに組み合わせることによって、さらに意匠性を高められています。
有孔折板の特注外装パネル製作事例 鳥取市役所本庁舎
鳥取市役所本庁舎のファサードの緩やかな弧を描くように設置された有孔折板の製作に、孔のデザイン提案を含め携わらせていただきました。
共用部を孔のあいた有孔折板、執務スペースや会議室などを孔のない折板とすることで、用途に合わせて直射日光の制御と目隠しの程度を調整されています。
有孔折板のカタログダウンロード
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まずはお気軽にご相談ください。